手作りの結婚指輪で抑えておきたいフルオーダーとセミオーダー

手作りの結婚指輪がどうやって作られるかについて述べると、終わりがありません。そもそも、「手作り」の概念はかなり曖昧です。どこからどこまでを「手作り」として定めるかによって、結婚指輪の作り方が大きく変わるからです。
そこで、基本中の更に基本である「フルオーダー」と「セミオーダー」について取り上げます。2つの特性を上手く掴むことができれば、2人だけの素敵な結婚指輪が手に入るでしょう。

フルオーダーとは

フルオーダーは、素材からデザインまで何から何までゼロから作ることです。夫婦が理想とする結婚指輪を作ることができるので、指輪に込める思いも大きくなります。まずは希望やこだわりをデザイナーに伝え、形にします。「指輪のデザイン」となると難しく感じるでしょうが、プロのデザイナーに任せれば問題ありません。どういう結婚指輪を希望しているのかを上手く伝えることができれば、素敵な結婚指輪を作ってくれるでしょう。
デザインが完成したら、いよいよ制作の開始です。制作途中でイメージと違っていれば、訂正も可能です。なおフルオーダーの場合、製作期間は2～3ヶ月はかかります。

セミオーダーとは

セミオーダーとは、元々のデザインを元にして夫婦でアレンジを加えて、結婚指輪を作る方法です。ゼロから作るという訳ではありませんが、アレンジ次第によっては世界に1つしかない結婚指輪に仕上げることができます。
セミオーダーの利点は、フルオーダーと比べると納期が早いことでしょう。元からあるデザインをアレンジすることにより、製作期間が短縮できます。

フルオーダーとセミオーダーどちらが良いのか？

結婚指輪を手作りするのなら、セミオーダー・フルオーダーどちらが良いかは、正直な所「夫婦による」としか言えません。納期だけに重点を置いて見ると、結婚式まで時間的に余裕があるのならフルオーダーがおすすめです。ただし結婚式までに1ヶ月しかなかった場合は、セミオーダーで作った方が良いでしょう。
夫婦でどういう形で結婚指輪を作るのか十分に話し合った上で、判断して下さい。