東京はずばぬけて高い!
結婚指輪の相場を都市別で見てみると、ダントツで高かったのが東京の33万円でした。全国平均が30万円と考えると、相当な価格になっているのは明らか。なお結婚指輪の相場は、都市によって大きく変わります。最も安いのは中部地方の26万円。東京都比べると7万円の開きがあります。
数字だけで見ると、東京で値段の安い結婚指輪を手にするのは「難しい」と思われるでしょう。ただ中には、比較的安い値段で取り扱っている店も数多くあります。少し工夫するだけでも、数万単位の節約になるのです。
素材が変わるだけでお買い得
注目したいのが素材です。結婚指輪の素材として定番となっているのは、プラチナです。高級ブランドが扱っているプラチナはpt950と呼ばれるもので、かなりの高純度。しかもプラチナは需要が高いわりに供給が少なくなっているため、何をどう頑張っても値段が安くなることはありません。
しかし同じプラチナであっても、pt900やpt850と純度が下がると値段は安くなります。デザインや扱っているブランドにもよりますが、1つ当たり10万円前後で購入できるでしょう。2つ揃っても20万円です。
企業努力で安くしている店も
中には絶え間ない企業努力で、価格を下げているブランドもあります。製造から販売まで、一社で全て管理。高級ブランドのように、世界のセレブをモデルにして広告を打ち出すこともしていません。
結婚指輪を扱っているブランドの中には、貴金属の卸を承っている業者の姿もあります。指輪に必要な材料を比較的安く仕入れられるため、余計なコストはかかっていません。余計なコストがかかっていない分、指輪の代金を安く抑えることもできるのです。
粗悪品に要注意
なお幾ら安いからとはいえ、中には粗悪品を扱っている所も。シルバーの指輪に塗装を施し、プラチナ風に見せている店もあります。塗装が施された指輪は大変美しく、思わず見とれるほど。値段も安い所であれば1万円もかからないため、魅力的に映ることでしょう。
しかし塗装は、いつか必ず剥がれるのです。長くは持たないので、絶対に辞めましょう。